ここんとこ毎日聴いてる。CDは持ってたけど、アナログも買っちゃった。
朝と真夜中に聴くのにぴったりな、素敵な景色が詰まったレコード。
レコーディング風景までぼんやりと見えてくるような、アコースティックでほんのりジャジー、そしてとびきりメロウな音の質感。
う~ん、たまらん。
今の曽我部さんの音楽を聴くことは、サニーデイやソカバンを聴くのとは全く違う。
サニーデイは、青春そのものであるかのような甘酸っぱさ。再始動してからも、それは変わらないと思う。
ソカバンでやってるのは青春の疑似体験だと思うが、正直あまり興味は湧かない。なんというか、真実味がないのだ。もちろんぼくにとっては、という意味だけれど。
過去を振り返るのではなく、年齢に見合った、今やりたい音楽を追及すること。その姿勢は、ぼく自身が年を取ったことで生まれる感情とも重なり、素直に心に響く。
昔に比べて伸びと高音を明らかに失った今の曽我部さんの声には、その代わりに大人の艶が生まれている。その声が最大限に活きるのは、最新作の「PINK」であり、このランデヴーバンドのような音像だと思う。
去年行ったレインボーヒル、ランデヴーバンド出てたのに見逃したのが本当に後悔。
フェスは開始時間から見るべし。これ鉄則。
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