2012-11-22

新・わか(うた)ものたち

ブログ、ずいぶん久しぶりになってしまいました。
TwitterやらFacebookやらですっかり物を書いてる気になっていたのだけど
やっぱりブログ書かないとってことで、久しぶりに更新してみます。

昨日は渋谷7th floorで「新・わか(うた)ものたち」というイベントに
花と路地で出演しました。

共演の中川五郎さんとは個人的には2回目、前回は下北440で
バックバンドを務めさせてもらい、それはそれはものすごいパワーに圧倒されたのでした。
でまさかの最後のオファーで五郎さんが昨日も出演されることになって
またしても花と路地と何曲かセッションさせてもらうということになりました。

そして、森は生きているというバンド。
リーダーの岡田くんがたしかペダルスチールでツイート検索かなんかをしてくれて
ぼくをフォローしてくれたのがきっかけで知り合ったんだと思う。
そっからスチールとかレコードの話とかいろいろして、
まるで大学の頃の自分を見ているような感じで楽しくなってきて、
youtubeで彼のバンドの音源を聴いたときに、もうノックアウト。
心底素晴らしいと思って、次の瞬間CDほしくなってた笑。
それで昨日のステージは本当に楽しみにしていました。

それで、2組とも間違いなく素晴らしかった。
五郎さんとはまた半分以上の曲でセッションさせてもらったのだけど
ぼくは前より攻めれたと思う。
みんなすごいすごいと思ってばっかりじゃいつまでたっても追いつけないから
追い越してやるって思うぐらいでちょうどいいのかも。



森は生きているはみんな演奏うまいし、若くして熟練してる感じだけど
たまに見える若さがすごく魅力的でした。
同じ楽器の奏者として、やっぱり岡田くんには目が釘付けになってしまいました。
ペダルはもちろん、ギターもデヴィッド・Tみたいでかっこよかったなあ。
まあとにかく曲が良いのとセンスがバツグンです。CDも買いました。
このバンド売れちゃいそうな予感がぷんぷんするので仲良くしていきたいですw


終演後、これは花と路地の自主企画みたいなメンツだねなんて話も出たけど
世代が全然違うのに音楽性(それももちろん細かいところでは違うけど)だけで
みんながバシッとはまるのはなんかいいなと思う。
バンドを広げるにはいろいろ戦略とかも必要だと思うけど
一個のイベントとして一日自分たちもお客さんもトータルで楽しめる、っていう
感覚はやっぱり必要だなあと思いました。


で、ぼくも昨日はペダルスチールを初めてステージで弾きました。

ペダルスチールという楽器を明確に意識したのはおそらく
大学のときに聴いたThe Byrdsの名盤「Sweetheart of the Rodeo」が最初だから
もう10年以上前。
ロイド・グリーンのSho-Budが、、、なんて知識はまだなかったけど
そっからその魅惑の音色にずうっと憧れ続けていたのです。

まず入手することの困難さからはじまり、やっと去年アメリカから直で
買ったはいいものの、次は弾くことがもちろん難しい。
最初はスライドギターやってるからその感覚でなんとかなるやろ、なんて思ってたけど
そもそも楽器の構造がだいぶ異なるので、もうほとんど一からやり直し。
サッカー本気でやってた頃と同じぐらい練習しました。
他にも持ち運びが思った以上に大変だったり
メンテのこととか(これはいまだにわかってない)
いろいろあるけど、やっとステージで何とか弾けるぐらいにはなった。

これはリハ(写真長坂さん)


これが本番(写真ジェシ江戸シラスさん)


まあ昨日は感無量っていうかそんなこと感じる暇も余裕もなく
スチールの曲(2曲だけでした)になったら思った通りガッチガチ。
ドラムのとんちゃんに「後ろから見たら肩パッド入れたのかと思うぐらい固まってましたよ」って
言われるぐらい力が入ってて、 脇とか横っ腹とかよくわからんとこの筋肉がずっとつってるわ
左手が震えるわで大変でした。

自分的には盛大にミスったとこもあったしボリュームの操作もイマイチで
やっちゃった感はあったけど、それでも見てくれた人は
みんなよかったって言ってくれて救われました。
もっと落ち着いてやりたいしペダルならではのリックも覚えたいな。
スチール研究会マジでやりたいです。
でもすげー楽しかったです。
花と路地はバンドとしても、もっともっとがんばらないといけませんな。


ロンサムの玄さんとか高田漣さんとか、ウィルコとか、
ステージで自分の周りに楽器をいろいろ並べて要塞っぽくするのに
憧れてたので、このショットは外せませんでした笑
でもまだ全然足りないね!


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