失礼ながら中村まりさんを知ったのは最近なんだけど、その音楽の深さと技術の高さにはほんとうに驚いた。
フォーク、ブルース、カントリー、などなど、ぼくもルーツミュージックと呼ばれるものを10年以上(まだ?)は聴いてきているけれど、ここまで愛情を注ぎ、そして自分の中に当たり前のもののように消化できているか、というと自信がない。
もちろんそれは、ぼくが日本で育ったのに対し、彼女はアメリカのオハイオで幼少を過ごしたという違いはあるだろう。
しかしそれを抜きにしても、このにじみ出てくる彼女の渋さはなんだろう。
正直、嫉妬した。
でもこの感覚はひさしぶりで、うれしくもある。
彼女に夢中になっている人が多いのには、ぼくと同じような感覚の人もいるんじゃないかな。
ルーツミュージックって掘り出すとキリがないから、ある程度のところまでいくと引き返しがち。ぼくもそうだった。
でもこの中村まりさんとロンサムストリングスの音楽を聴いてると、もうちょい深いところまでいってみようかしら、という気にさせてくれる。
言い過ぎかもしれないけれど、と前置きをして。
このアルバムは、SP時代の音源をHarry Smithが編纂した「Anthology of American Folk Music」の現代版といっても良いと思う。
フジロックの映像。
風貌がまず良いよね。
そして演奏も素晴らしい!
いつか共演したいです!!
コメント多いわ(笑)!
返信削除でも律儀に返す。
そうそう、ドラムあるみたいに錯覚するよね~
曲自体のリズムもあるけど、弦楽器陣のタイム感が半端ないからドラムなくてもビートすごい出てるよね。
歌詞はあんま関係ないかもね、っていうか
カントリーだからこの歌詞ってのはないだろうね。
こんにちわー。すげーうまい!ドラムないのに小刻みなリズムだでドラムなってるみたい。バイオリンとマンドリンがあると本格的やね。
返信削除今カントリーロックをやる人は歌詞もカントリー的なものなんですかね?牛を追っかけただの言ってるのかな。カントリーの音楽的な部分だけ好きな人なら、こういう音に乗せて、「君と手をつなぎたい」だの、逆に「体制を破壊せよ!銃をとれ!」だの歌ってもいい気がします。当時のバーズが何の事歌ってたか知らんもんな~。